France-DAY2
- TOMOYASU.M
- 2014年12月28日
- 読了時間: 4分
いよいよフランス観光の始まり。
8時30分出発なのに街中はまだ暗い。
ヨーロッパの夜明けはどうやら遅いらしい。

最初の観光地に着いたようでバスを降りしばらく歩くと、ゴシック様式の建物が目の前に現れた。

ルーアン大聖堂。
フランス出身の画家モネが愛した教会です。


最初の街はルーアン。
14世紀に作られた正面の大時計をくぐり、街の中へ。


橋の下の彫刻がこれまたすごい。

街中はまだ夜明け前の静けさがどことなく残る。
にしても、どこにカメラをむけても絵になるな。






続いて、ジャンヌ・ダルクのお墓。
名前は聞いたことがあると思いますが、男性ではなく女性です。
何をした女性かというと、イギリスとの100年戦争で活躍した英雄。
でも最後は捕まり、19歳で処刑されるという悲劇のヒロインです。


このあと、4時間かけてモン・サン・ミッシェルへ向かいます。

添乗員さんが「あちらに見えてきました!」とアナウンス。
一同そっちを振り向いて、拍手。
おぉ!

モン・サン・ミッシェル!
バスを止め、まずは昼食のオムレツ。
えっ!?オムレツ??
って、思うかもしれませんが、モン・サン・ミッシェルでは有名らしいです。


見た目からして、日本のオムレツとは違う。。。

ナイフで切ると、卵がとろーり。

味の方はもちろんおいしいです。



食べ終わったら、いよいよです。
モン・サン・ミッシェルがある島へは橋を歩いて渡ります。

近づくにつれて、大きさを実感。

ここが島への入口の前哨門です。

そして、さらにこの王の門をくぐると、

グランド・リュと呼ばれるメインストリートが広がっています。
両脇にはホテルやらお店がずらり。


観光前にまずホテルにチェックインして荷物を置きます。
なんと、今夜は島の中のホテルに泊ります!

女性が喜びそうなかわいらしさもあり、エレガントなホテルです。

結婚式もできるみたいです。

部屋の鍵はカードとかでなく、ディズニーランドとかで売ってそうなメルヘンチックな鍵です。

これはクローゼットの鍵。

いざ、モン・サン・ミッシェルへ。
でも、その前にモン・サン・ミッシェルの歴史について書いておきます。
モン・サン・ミッシェルはもとは修道院でした。
作られたきっかけは、8世紀に司教だったオベールの夢に大天使ミカエルが現れ、
「あの岩山に聖堂を建てよ!」と命じたことでした。
モン=山、サン=聖、ミッシェル=ミカエルで、
「聖ミカエルの山」という意味です。
ところが、フランス革命後の18世紀にはモン・サン・ミッシェルは監獄として使用されるようになってしまいます。
反体制派の人たちが多くここに幽閉されました。
島流しってヤツです。
今は橋でつながってますが、昔は海に浮かぶ孤島でしたし。
でも20世紀になり、再び修道院として使われるようになり、今に至るわけです。
歴史はこれぐらいにして、中に入りましょう。
まずはこの哨兵の門から入り、大階段で一気に西のテラスに行きます。

途中、蛇口がありました。
ここで修道士たちはのどを潤したんでしょう。

西のテラスに着きました。
観光客が歩いて、島に渡ってくるのが見えます。

教会の中に入りましょう。

その前に教会を見上げると、塔の先端には聖ミカエル像があります。

ここがモン・サン・ミッシェルの内部です。

窓からは美しい光がふりそそいでいます。

ステンドグラスもキレイです。

祭壇脇にあるのがこの聖ミカエル像。
左手に持つ天秤で魂の重さを量ってるそうです。

続いて、回廊。
最上階に位置し、修道士たち瞑想の場として使用されたそうです。



続いて、食堂。
天井の重さを抑えるため、木製の天井です。

食堂横にある階段にある彫刻です。
描かれてるのは、(上側の)聖ミカエルが(下側の)オベール司教の額に触れ、聖堂を建てるように命じてる様子です。

迎賓の間です。
食堂のちょうど真下に位置し、身分の高い巡礼者を迎えたそうです。

地下へ移動して、まずはエレベーター。
もちろん機械式ではなく、人力式。
囚人が車輪の中に入り、荷車を上階へ送ってたそうです。

そして、聖マルタン礼拝堂。
南側の土台となってる部分で、11世紀当時のままだそうです。

聖エティエンヌ礼拝堂。
19世紀までは死者の安置所だった場所。
聖と死を意味するA(アルファ)とΩ(オメガ)の文字が刻まれ、キリストの亡骸を抱く聖母マリア像「ピエタ」が置かれています。


最後は遊歩道を抜け、出口へ。

この後、夕食まで自由時間。
時間があるので、もう一度モンサンミッシェルへ。
夕日で壁面が赤くなってます。

ホテルで夕食。

フランス料理(なのかな:笑)
トルコ料理に続いて、世界三大料理の二つ目ー!



リアル、フランスパン(笑)


夕食後は再度グランド・リュ散策。
夜は灯がともり、雰囲気あります。



寝る前に、もう一度モン・サン・ミッシェル見ておこうかな。
今度はライトアップされています。

見たくなったらすぐ見れる!
これは島の中に泊まってる特権です。
対岸に宿泊より、島の中に宿泊の方が絶対良い。
明日は早朝出発。
続く。
コメント